【2016年花火大会】東京都内おすすめデートスポット・会話で使える雑学・トリビア
日本で最初に、花火を楽しんだのは誰だろう？
実は、その両方だという。
上記の人々以外にも神事で使用された他、花火にまつわる起源は諸説存在する。
いずれにしても、神出鬼没で世界中で親しまれる艶やかな星の花。
それが、花火だ。
今回は、その花火を大好きな女性と楽しむための情報を紹介したい。
東京都内おすすめ花火デートスポット
【東京都】足立の花火
http://adachikanko.net/hanabi/index.html
開催日時：2016年7月23日(土)
場所：荒川河川敷
(東京メトロ千代田線鉄橋〜西新井橋間)
打上場所：千住側(堤南)
打ち上げ玉数：約12,000発
【東京都】葛飾納涼花火大会
開催日時：2016年7月26日(火)19:20〜20:20
場所：葛飾区柴又野球場（江戸川河川敷）
葛飾区柴又七丁目17番13号地先
打ち上げ：約15,000発(予定)
【東京都】隅田川花火大会
開催日時：2016年7月30日(土)
19:00〜20:30
荒天の場合は翌日7月31日(日)に順延。
場所：東京都台東区今戸１丁目１ 周辺
打ち上げ玉数：約22,500発(予定)
【東京都】江戸川区花火大会
開催日時：2016年8月6日(土)
19:15～20:30
場所：江戸川河川敷(都立篠崎公園先)
打ち上げ玉数：約14,000発
【東京都】調布花火大会
開催日時：2016年8月21日(日) ※荒天中止
開会式：18:30～
花火打上時間 18:50～19:50
有料席：６月より販売開始予定
打ち上げ玉数：約8,000発
【東京都】東京湾大華火祭
開催日時：未発表
19:00～20:20（予定）
場所：東京都中央区
【東京/神奈川】たまがわ花火大会
開催日時：2016年8月20日(土)
花火打上時間：19:00～20:00
出店時間：15:00～21:00
開催場所：世田谷区立二子玉川緑地運動場
川崎市高津区諏訪 多摩川河川敷
打ち上げ玉数：約6000発
花火の雑学・隅田川の花火は悪霊退治が目的
江戸時代は夕涼みの初日が川開きの日の3ヶ月間が花火の季節で、屋形船や伝馬船が川を埋め、両岸には人垣が出来、華やかに花火が打上げられていた。
「両国の川開き」は、１７３２年に起きた享保の大飢餓とコロリ病（コレラ）による多くの犠牲者を慰霊し、悪霊を退治するために、翌１７３３年に徳川幕府八大将軍、暴れん坊将軍で有名な徳川吉宗が隅田川で水神祭を行なって、両国橋周辺で花火を打ち上げた。
ちなみに
「たまやー！」
「かぎやー！」
と花火の時に言うのは、花火屋として知られた鍵屋、玉屋が、両国の川開きに船を出して花火を打ち上げたのに対して、町人たちがと呼びかけたのが起源とのこと。
上流は玉屋・下流は鍵屋の花火師が仕切っていて、花火合戦を３２年間繰り広げていた。
花火勝負では、玉屋のほうが人気があったらしいが、花火バトルは玉屋の火事で全焼し終わりとなったそう。
近場で一緒に楽しめる線香花火
次は、線香花火について取り上げたい。
行き成り花火大会に誘うには、ハードルが高いよって人に超オススメ。
まずは、みんなよりもっと花火を好きになって、気になる子にアタック！
平安の花
花火の原料、黒色火薬。
歴史は古く、大昔から存在しているものの。
どうやって発見されたのか定かではありません。
発明以来、専ら戦場の黒い華となる。
鉄砲火薬の普及に一役買ったといえばこの人、織田信長
しかし、そんな矢先、転機が訪れます。
平安の時代。
そう、江戸時代の到来だ。
戦乱無き世となった今。火薬は、動乱のお勤めを終え。
次第に、人々の顔に笑顔を咲かせる花へと昇華する。
火薬自体は、中国が。花火は、イタリアが始まりとされるも。
日本の花火も、今や世界屈指の実りを遂げた。
平和な時代を告げる花だなんて、何だかロマンを感じるぜッ！
江戸時代のトリビア、雑学について興味ある人はこちらも読んでみてね。
純国産の味
線香花火の流れゆく様を
「牡丹・松葉・柳・散り菊」と喩えたり
「蕾・牡丹・松葉・散り菊」となぞらえる人もいる。
そのぐらい多くの人々の心象を掻き立てる線香花火。
もちろん、現在でも数は限られるが、純国産モノの入手は可能だ。
天然素材にこだわった花火は、その年の気候・湿度と環境によって
風合いが違ってくるから面白い。
これらを作るには、和紙や松煙（ショウエン）が重要視される。
和紙には、機械を使わずに手で丁寧に仕上げた手すきの物を。
松煙には、樹齢３０年以上からなる赤松の根をいぶし、焦げ付いた煤を払い集めて作る。
ちなみに、これにニカワを混ぜて固めたのが習字なんかに使う固形墨だ。
国産花火はピンからキリまで。しかし、そのどれもが高品質です。
安いものは、１つ４００円から。
高いものでは、箱付きで１万円もするものまで。
安価な外国産よりも火花が長持ちする割合が高く。
また、寝かせることで熟成し豊潤な色を見せてくれる。
目前に瞬く星のアイテム。
みんなでお金を出し合って、グループデートに１つどうだろう？
案外、イイ記念になるかも。
花火モノガタリ
線香となると、今や墓参りや仏壇に祈りを捧げるために。
所変われば、芸者が客とのひと時を計るのにも用いた。
束の間の３０分。
燃え尽きたら、終いという訳だ。
線香花火は、この線香に似ているのが名前の由来。
どこが？って思うかもしれないが
その昔、花火は室内で楽しむものだった。
香炉や火鉢に花火を立てて、その様を愛でたのだという。
火鉢というからには、きっと冬場にもなされたのだろう。さぞや、心もホッコリしたに違いない。
そして、手持ち花火は巡り巡って長手牡丹とスボ手牡丹の２種類に収束。
イメージで言うと、チリチリっと紙を細く連ねたのが長手。
ススキのように、黒ぼってりとしたのがスボ手だ。
長手は、長い時間をかけて和紙のこよりをより合わせて作られる様から。
スボ手は、葦（アシ・ヨシ）や藁（ワラ）の管に練った黒色火薬を詰めて売る習わしから名付けられた。
スボは、藁の呼び名の１つ。今でも「スボ・ワラスボ」と一部地域で使用される。
魚のワラスボもこの言葉から引用された。何でも、干すと藁によく似ているらしい。
スボ手は稲作の影響もあって、藁や葦の手に入れ易さから関西で根付き。
その後、関東で流行するも材料の入手困難が原因で人気は低迷。
人々がヤキモキした頃に、江戸で豊富な和紙を利用して誕生したのが長手牡丹である。
双方ともそれぞれ牡丹と付くが、それは、火を点した瞬間。
ホワッと高揚する光源が激しく燃ゆる牡丹に見えたからだろう。
その当時、国内で一番大きく。そして、豪奢でもあった牡丹の花。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と
ことわざにもなる程、日本人の心を動かした。
最後に
花火大会となると心配なのは、混雑です。
人混みが苦手だと、それだけでも行きずらくなるもの。
そこで「ＡＲ花火スコープ」なるアプリをご存じでしょうか？
現場に行かなくても、お目当ての花火をどこでこっそり見物できるのか。
ちょっとした穴場スポットを自力で探す最新のアプリだ。
アンドロイドアプリ
もしかしたら機種によっては、作動しないかも。
２０１６年度版は、残念ながらまだ発表されていませんが。
まぁ、そんなチョットやそっとじゃ打ち上げ場所は変わらないと思う。
花火デートの心の準備に、アプリで予行演習してみよう！
