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大正ロマンファッションで返り咲く!?~ノスタルジックな和装コーデ~

「大正ファッション」という言葉をご存じだろうか。

古き良きファッションを現代へ昇華させたジャンルで、
現在ジワジワと人気を博しています。

日本のファッション 明治・大正・昭和・平成

それはもう頻繁に、けれどコッソリとイベント(同好会)が開かれるほど。

気になるけど、歴史に疎くて……

そんな人でも大丈夫ッ!!

今回は、和装用シャツからコートまで。
詳しくなくても、お試しできる。
和装コーデを紹介したい。

スタンドカラーは良く似合う

和装コーデの必需品。
それは、何といっても「スタンドカラーシャツ」です。

スタンドカラーシャツ 白 長袖 Lサイズ


「スタンドカラー」とは、立ち襟の総称。
マオカラー(毛沢東のイメージが強い)や
バンドカラーなんかの総称・総大将であります。

襟付きのシャツだと、何だか着物との相性が気になる。
いっそスタンドカラーにしてしまうと、首元もスッキリして気分がイイ!
バッチリ決めた着物だけでなく、軽く浴衣と合わせてみるのもオススメ。

こうしたスタイルは、一部で「書生風」とも言うらしい。

明治や大正時代、渡来した洋服が着れるのは裕福な人だけ。
庶民は、お金を貯めてコツコツと買い揃えて行く他なかった。

当時のシャツは、襟とシャツが別々。
取り外し可能なスタイルで、お金の余裕の無い者は
先にシャツだけ買って襟は後回し。
それが現代にも伝わる所謂「書生」スタイルを生み出す起因となった。

ハカマだって和洋折衷!

袴風ワイド パンツ 男女兼用【レディース】 【メンズ】黒(76139)袴 衣装 ユニフォーム 男性 女性 祭り よさこい コスチューム ズボン

袴には、何種類も形があるって知ってる?

乗馬袴から武者袴、武道袴に女袴など結構な数だ。
その中でも、変わっているのが女袴。
大正時代の女学生や現代の大学生も履くアレ。
一見、普通の袴に見えるが、実は中はアッパッパ。
つまり、よくある袴と違って、股の部分が無いのだ。

そうスカートの袴バージョンなのである。
僕は、これを知った時。
何故だかすんごくテンションが上がった!

和洋折衷とは、このことなり。
これを発明した人に感謝したいっ!

そんな気分にさせてくれるファッション、それが袴なのかもしれない。

偉大なるインバネスコート

ジョムトン手織り綿のインバネスコート (Mサイズ)

和服でいると、地味に困るのが雨の日だ。
傘を差すか、雨合羽にするか迷いどころ。

けど、折角のファッションを雨具で台無しにしたくない。
そんな人に、オススメなのがコレ。

インバネスコート」だッ!

インバネスコートは、西洋より伝来したケープとマントを足したコートのコト。
シャーロックホームズなどの紳士やバンカラさんが着てそうな雰囲気がある。

しかし、現在このインバネスコートは日本では入手が困難。
代わりに、大正から現代にかけて和装用に特化したコートが活躍中だ。

その名も「トンビコート」と「二重コート(二重回し)」。

「トンビコート」は、ケープの部分が背中まで達していない、
背中をスッキリと引き立てたコーヒーブレンドのようなもの。
ケープとコートの中間、つまり両脇部分は縦に大きく裂けている。
着物の袂に計らってデザインされた。
身動きもし易く、また、程よい風に触れるため蒸れ知らずで過ごせそうだ。
スラリとしたフォルムからガタイの良い人が選ぶと
ウマい具合にクセが中和されて中々の好印象だっ!


変わって、
「二重コート」はインバネスコート色が強く、
後ろまでガッチリとケープに覆われている。
それ故、心なしかググっと横に大きな印象を受ける。
細身で身体に自信の無い人は、こちらを選ぶとイイかも!

どっちもクセが強くて、着るのが怖いようって人は、
無難に決めた「角袖コート」ならどうだろう?

予め、着物でも袖を通せるようにデザインされたコートだ。
これならバッチリ雨風も凌げて、万全を期したい人も満足しちゃうに違いない。

最後に

着物を着ると、身体のフォルムを隠せることに気付く。
現在のファッションと比べると、遥かに露出が控えめだ。

そんな古き時代でも、女性の肌を称えるセリフがある。
白くほっそりとした肌は、まるで大根のようだ」と。

えっ?ソレがホメ言葉!?って思う人も多いと思う。
けど、当時は女性の肌や腕・足の細さを大根に例えるのが主流であった。
そのぐらい、あの時代の大根「白首大根」は、細かったのだ。

特に、江戸で流通していたのがそう。

しかし、栽培のし易さから青首大根(現在、栄えるアノ太い大根)
に取って食われ、細い大根は衰退の一途を辿ってしまう。

当時の品種の殆どは、途絶えてしまったものの、
練馬大根や亀戸大根となって今でも当時の姿を残している。

時代に揉まれても消えそうで消えない。
それは、野菜もファッションも同じなんですね。