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半纏(はんてん)ちゃんちゃんこ選び方おしゃれコーデ

半纏(ハンテン)と聞くと、何を想像する?

あぁ、あのコタツとセットの着物でしょ。
干せば膨らむ 中わた綿入り【久留米手作り婦人半纏】【女性用】 (フリーサイズ(M-L), 10)


こんな印象だろうか。
しかし、半纏にはイキなデザインだってある。

ミカンが似合いそうな平凡なデザインだけじゃない。
イレズミ?それとも、浮世絵!?
って、つぶやきたくなるものまで。

甚平 頭(かしら)黒・紺 江戸火消しの半纏模様を染抜きました。 (L, 黒)

Veroman ちゃんちゃんこ 袢纏 はんてん どてら 男女兼用 (グリーン)

【日本製】江戸てんオリジナル!久留米手づくり綿入れ半纏(はんてん)抜染 (フリー, 隈取【青紺】)


同棲カップルにもオススメ、お手入れ簡単な半纏から
使用に注意が必要な半纏まで、ソックリまるっとご紹介です!

アッチとソッチの表と裏

半纏にも色んな形状があります。
角袖(カクソデ)という袖の袂を縫ったもの。
中には、袖を縫い合わせない広袖(ヒロソデ)っちゅうもんもある。
上記は、あくまで袖に限った話で、形状を違えた半纏も数多く存在している。

ベスト型の半纏すらあるのだから、暑がりな人にも持って来いだ。
それだけ、人を選ばない代物とも言えます。

それに、半纏は何といっても模様が命。

私がオススメしたいのは、やっぱり和柄ッ!
竜や虎、鯉に桜まで。華やかな情緒で満たされている。
こうしたデザインの半纏は、リバーシブルが多い。
表裏で過激と静寂を表現する絶妙なコントラストがカッコイイぞ!

筆者は、竜と虎のイキなものを2着ほど所有しているが、
デザインの構成は似ているのに、どちらも若干タッチが違う。
この様な、繊細な空気は見ているだけでも惚れ惚れとしてしまう。
ちょっとずつ違うんだねって、彼女とググッと距離が近づくカモっ!

お手頃値段だけどダテじゃないッ!

半纏を購入するには、ショッピングモールや商店街、通販と多岐に渡る。
値段は、千円程度のものから一万円越えのものまで!
個人的には、呉服屋で頂くのもオススメです。
東京エリアの人なら、巣鴨に行くと手に入れやすいと聞く。
呉服屋の店主曰く、イキな柄物をよく仕入れているとか。




私は、今まで8千円近くの物を着用していたが、
今はこの呉服屋さんから購入した安価な物で済ませている。
サイフがヒモジイのもあるが、値段とは裏腹に意外と長持ちするからだ。

高価なものだと、使っている内に段々と重くなってくる。
洗濯しようにも、下手すると綿がヨレてしまうのだ。
そこで、安価な物に鞍替えをしたのです。
身に纏ってみると、非常に軽快ッ!
先日までの重苦しさがウソのようでした。
洗ってもヨレ知らず、何といっても洗濯機で洗えるのが嬉しい。

よく出来た半纏を見極めるコツは、その軽さ。
ワキガ・多汗症に悩む汗っかきな人もチャレンジしようぜッ!!

jyunya78.hatenablog.com

夜着とは何ぞや?

半纏と似たものに、「夜着(ヨギ)」がある。

別名「かいまき」ともいうが、
これは昔、布団の上に掛けた日本式の毛布兼ガウンのようなもの。
形は、裾の長~い半纏って感じ。けれど、その分厚さは段違い。
素材にもよるが、丸々、1枚の布団そのものだ。
昔は、これを防寒着としても使用していた。
ちなみに、コレと半纏との愛の子で「子守半纏」ってのもある。

一部では「夜着は本来、掛布団を差すのであって、
寝間着のことではない。辞書にもそう書いてある!」という意見もあります。

しかし、明治時代の探検家の日記にはこうある。
「夜着に着替えて、寝ようにも。冷気は、テント内にまで霜を走らせた。
挙句の果てに、口元まで覆った夜着すら凍りつく始末」と。

日記の著者は、アジアへ出航した探検隊の1人で、
仏教の遺産を日本へ持ち帰るために旅へ出た。

彼らは、上司への報告書とは別で
自己を保つ為に日記を書き連ねていた。
この一団というのは、専ら僧侶で構成されており、
名を「大谷探検隊」という。
日記の著者は大谷光瑞(オオタニコウズイ)。
あの東本願寺の直系、モノホンの宗主(名家でいう御当首様)である。

故に、夜着は何も布団に掛けて置くだけのものじゃない。
身に纏って寝ることだってあった。
その様を、芭蕉も一句詠んでる。
歌舞伎には、1枚の夜着で男女が慎ましく寄り添うシーンだって。
だったら、広い意味で寝間着だって定義も悪くない。

大昔は、寝間着ってジャンルすら定まっていなかったに違いない。
その結果、夜着に対して何ら関連付けがなされなかった、只それだけの事。
辞書じゃ言い表せない情だってある、探検なんてその最もだ。

当の昔の人からしたら、夜着という言葉に
うるさい定義は無いのかもしれないぞ。

最後に

現在、世界では遺跡やら何やらを遺産として保護する流れがある。
けれど、昔は何が何だかさっぱりってなもんでお粗末な具合。
少なくとも、大谷探検隊の時代はそうだった。

大谷探検家たちが遺物の保護へ向かうと、現地の壁画や絵は穴だらけ。
それも、必ずといっていい程、目の位置ばかりが狙われていた。

想像すると恐ろしいが、これは近隣の村人の仕業。
なんでも、アッチの国では夜な夜な
絵からクレイジーなオバケが出てくるらしい。
その化け物は、村人をさらって食っちまう。
だから、夜になっても一歩も出歩けないよう
目玉を穿ち永遠の夜を与えてやったのだという。

何だか、日本の呪い人形のような話だ。
どこの国へ行っても、ホラーで寒くなるには困らないみたいです。

だからこそ。

チラリと色気が爆発ッ!!~はんなりゾッコン~

真冬の最中、彼女とヒンヤリな話でもどうだろう?
2人で1つの半纏に包まって、しっぽり暖をとるってのもオツじゃないかな。