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【紳竜の研究】吉本セミナーDVD書籍化 自己プロデュース 島田紳助【感想】

漫才師を志す吉本芸能学院(NSC)の47人の若手に対して、

M1で勝ち抜くには?

仮に敗れたとしても人生で成功するにはどうしたらいいのか?

その事を島田紳助さんが熱く語って教えた伝説のセミナーの文字起こしがこちらの本。

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自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)

 

 

この本は、こんな人におすすめ
  1. 競争率高いところで戦っている
  2. ふらふらしてる自分の軸がほしい
  3. 頑張ってるはずなのに結果が出ない
  4. ブロガーさん
  5. 比較的新しい産業で頑張ってる人

 

あなたは自分の人生の教科書は作っているだろうか?

 

 

学校の教科書をまじめに勉強し、

みんなと同じことをちょっとだけ多めに頑張っていれば幸せな生活を過ごすことができていた1960年~1990年代の価値観は終身雇用の崩壊とともに終焉をむかえようとしている。

 

学校の教科書や教えは高度成長期の会社で働くための優秀なマニュアルだった。

それを元に我が国は発展していったし勉強しておけばとりあえず幸せな生活は約束されていた。

 

人間による大量生産時代、物をたくさん作って海外に売りつけて収益を得ていた時代は、丸暗記し上司の言うとおり、忠実に物事をこなせる人間が大事だったし、その育成を学校がやるのは当然だろう。

 

しかし、賃金の安い国に仕事が流れ、さらにAI(人工知能)やロボットが進化して平均的な人の仕事はどんどん奪われていくのはもう避けられない。

 

学校で言うことを聞かない子供が増えているというが、今、先生たちが教えていることは自分らの時代では通用しないというのを大人より知っているから、大人のいうことを聞かなくなるんだろう、子供のほうが現実見えてる。

これからの時代得するのはYouTuberやニコ生主、ブロガー、フリーランサーなど、学校がやりなさいと教えていた事の枠からはみ出て、人気者を目指している人達だろう。

 

しかし、人気者や個人で仕事を創造し戦う世界で勝ち抜き裕福に生活していけるのはインフラが整備されてきた今の時代でも50人中1人くらい、そんなに甘いものではない。

天性の才能を持ってそういう世界に飛び立った人なら、うまく生きていけるかもしれない、でもそんなのごくわずか、教科書を必要としていた凡人にとっては、無理無理ってものですよ。

 

じゃあ凡人は不幸になれって事なの?って不安になるが、その不安を取り除いてくれるのがこの本になるだろう。

 

教科書がないのなら自分で作りなさい、作り方は教えるから!って本。

 

では、軽く内容に触れていこう。

 

「XとY」公式の確立

 

「X」は自分の能力

自分の能力、自分は何ができるのか?

これは自分しかわからないもの。

 

 

「Y」は世の中の流れ

これまでどんなことがあって、いまどんな状況で、この先50年60年後どんな風に変わっていくのか。

これは資料が揃ってるから研究することでわかるもの。

 

 

この、XとYが揃って悩めばいい。

XとYがわからずに悩んでも無駄な努力。

まずは自分の軸のXと業界の流れのYを知ること。

 

この公式がなくて勢い、ノリだけでやったとしてもウケることはある。

だけど、それはたまたま、しばらくしたら絶対潰れる。

 

学校のテストと同じ、たまたま当てれても、

公式を知らずに再現性がないので同じことをやれない。

やれたとしても凄く時間がかかる。

 

お笑いの業界の一発屋と呼ばれる人は、Xを愚直にやってたら、Yが勝手にやってた事故みたいなもの、

 

売れ続けるにはXとYがぶつかり続けないといけない。

 

動いてるY(時流)に合わせて、X(自分)を変化させないといけない。

 

明石家さんまさんもこれができている。

 

この公式をまず作ること。

 

 

「技術派」と「感情派」との違い

お笑いのオール巨人阪神さん、西川きよしさん、横山やすしさんは技術派の漫才師。

言葉の説得力が違う。

 

「昨日、心斎橋で1万円落ちててん」と西川きよしさんが言えば、お客さんは「へえ、落ちてたんや」と思う。

 

でも、名もない若造がそれを言っても、「しょせんネタや」と思われてしまう。

いわゆる「ネタフリ」で圧倒的に弱い。

お客さんが信じてくれないネタにオチを付けても笑ってもらえないに決まっている。

 

名もなき新人、ペーペーは感情派でいくしかない。

では、どうしたら信じてもらえるか?

 

必死で伝えるんです。

 

こっちが、「ほんまなんや!ホンマに拾ったんや!」と、一生懸命必死こいて、異常なくらい必死で言って、「いや、わかった、わかった、もう信用したがな」と相方が言う時には、お客さんもそう思ってくれてる。

あとは、その必死さにリアリティのある一言をプラスする。

「昨日歩いててん、そしたら一万円落ちててん。あれ、オバハンが水まきよってんやろな。一万円が道にピッターっと印刷されたみたいにひっついててんけど・・・」

 

みたいな「犯人にしか知らない事実」があれば、人は信じてくれる。

 

例えば、ブログの書き手なら人気ブロガーの、やまもといちろうさんやイケダハヤトさんちきりんさんなどは技術派。

多くの人からしてみたらどこの馬の骨かもわからない僕なんかが、あれを真似していては読者の人に響かないに決まってる。

 

下手でもいい、カッコつけてないで感情で読者の人達に言葉を届けていきたい。

 

ただし、感情派は長続きしないので、読者の人を飽きさせないように技術も身につける。

 

その技術を身につけるための方法が以下です。

 

一分野に付き一箇所だけ詳しくなる(技術論)

頭悪いし、時間ないし、努力が苦手な人が博識みたいに思ってもらえるための技

メジャーとマイナーの境目にいるような所だけを徹底的に詳しくなる。

 

頭で覚えるな心で覚えろ(技術論)

一分野一箇所を好きになるなら、本当に好きにならないといけない、嘘では駄目。

嘘はすぐバレる。

野球なら観戦に行き、歌手ならコンサートに行く、必ず自分も足を運び、心から好きになり心で覚える。

心で覚えたことは何十年も覚えている。

 

心で覚えるには遊ばないといけない

遊ぶといっても飲み屋に行くとかではない、いろいろなものに興味を持ってウロウロ散策する。

 

知らない人との会話は一冊の本に匹敵する

本で得れる情報は忘れやすい、人から聞いた話はずっと覚えていたりする、

また本やネットで簡単に得れる情報は人は求めてない、みんなオンリーワンな情報がほしい。

だから発信する人は自分だけの体験をするためにオンリーワンな情報を多く得れる場に身を投じなければいけない。

 

ネットサーフィンで情報収集してる場合じゃない、男も女も既婚者も、いろんな人に声をかけろ!

(声かけた後やらしいことをしよう、浮気、不倫しろって事じゃないよ、知らない人との会話を楽しんで知見を拡げようって事です。)

 

だからナンパしろ!

 

 最後に

動画などは紳竜の研究DVDでありますが、本で読むのも良かったです。

紳助さんになりきった気持ちで音読しました。

 

そしたらスッと内容が入ってきました。

声に出すことでカロリー消費できてダイエットにもなった。

もともとセミナーで喋った内容の文字起こしなので音読しても2時間あれば読み終わります。

 

1冊で2度おいしい、

たぶん僕は後5回ほど読むと思います。